華やかな大都会の賑わいと、厳かな仏教文化が息づき、古今の歴史と文化が見事に調和した都市、バンコク。
「東南アジアのハブ」と称される先進的な国際都市へ。
モダンな高層ビル群や巨大なショッピングモールの足元には、屋台での買い物や食事を楽しみ、道すがらの小さな祠に手を合わせる人々の姿が見られます。
もちろん美しく荘厳な王宮や仏教寺院の数々が密集する旧市街のラッタナコーシン島でも、ひとたび路地へ足を踏み入れれば、昔ながらの静かで素朴な庶民の生活が広がっています。
バンコク
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バンコクの中心を悠々と流れるチャオプラヤー川の近くにあるワットポー。バンコク市内の3大寺院のひとつで、バンコク最古の歴史を持つ寺院です。全長46メートル、高さ15メートルの巨大な涅槃仏が横たわっていることでも有名。
しかし、ワットポーの魅力はこの涅槃仏だけではありません! タイ古式マッサージの総本山としても知られており、境内にマッサージ小屋を併設。実際に施術を受けることもできるのです
ワット・ポー
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とりわけて日本人観光客からの人気が急上昇している寺院です。
(多い時は1日400人〜500人もの日本人が訪れる)
最大の見所となるのは、緑色のガラスで造られた仏塔と仏塔頭上のドーム型の天井に描かれた仏伝図。
他の寺院にはない神秘的な雰囲気を醸し出しています。寺院では日本語のパンフレットを貰えるので、予備知識がなくても楽しめます。
ワット・パークナム
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アルンとは「暁」という意味で、三島由紀夫の小説「暁の寺」に描かれた寺院です。アユタヤ時代に建立され、当時はワット・マコークという小さな寺院でしたが、1779年、トンブリ王朝のタークシン王がエメラルド仏を祀りワット・アルンと名付け、第一級王室寺院としました。トンブリ王朝からチャクリー王朝となってからはワット・プラ・ケオが第一級王室寺院となり、エメラルド仏も移されました。大仏塔の右にある本堂はラーマ2世の建立で、台座には王の遺骨が納められています。
ワット・アルン(暁の寺)
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巨大なピンクガネーシャ像で有名なワット・サマーン・ラッタナーラームは、バンコクから車で1時間半ほどのチャチュンサオ県にあるお寺で、祈願成就までのスピードが大変速いご利益寺として、タイの人々の間では元々人気のあるお寺でしたが、インスタ映えするそのインパクトある姿から、観光客の間にも広まってきました。
そのガネーシャ像の周りには7つのネズミの像が設置されていて、曜日ごとに色分けされ、お願い事の方法は自分のお誕生日の曜日と同じ色のネズミに祈願します。この7つのネズミの像の他にも、特に金運にご利益があるという2つのネズミの像があり、こちらも大変な人気です。ワット・サマーン・ラッタナーラーム
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国鉄メークロン駅前の線路の上までせり出した市場は、列車が来る度にテント屋根をたたみ、列車が通過するとすぐに元に戻して商売を再開するなんともユニークな市場で、その様子から折り畳み(傘畳み)市場とよばれています。観光名所としても人気で、電車が通過する時間はたくさんの観光客が訪れます。線路の上に商品が置かれた光景は驚きです!
メイクローン市場
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バンコクから南西約80kmのところに位置する文化保存と観光用に開発された水上マーケット。新鮮なフルーツや野菜、肉、魚介類などを山積みにした小舟が運河を所狭しと行き交い、景気のいい売り声が飛び交っています。早起きして午前9時頃までに見学したいものです。ツアーに参加するのがお勧めです。
ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
パタヤ/アユタヤ
バンコクから南東へ約160キロメートル、タイ東部チョンブリー県の西海岸に位置するパタヤ。アジアを代表するビーチリゾートです。
バンコクから車で約2時間、スワンナプーム国際空港からは約1時間半というアクセスの良さと美しいビーチと多彩なマリンスポーツが年間を通じて楽しめること。
加えてショッピングやナイトライフ、アウトドア・アクティビティなどのエンターテイメントが揃っています。
苔むした仏塔のチェディ、大草原に悠然と横たわる涅槃像、素晴らしい建築美を誇る歴代王の離宮、かつて栄華を極めた古都の壮大な歴史が眠る遺跡の街・アユタヤ。
現代にその当時の姿をつたえる荘厳な遺跡群は歴史公園として整備され、1991年にユネスコ世界遺産にも登録されました。
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タイのラン島には主に7つのビーチがあり、タイのパタヤから多くの観光客が訪れ賑わっています。
ラン島はタイの有名なリゾート地「パタヤ」から10キロほど離れた沖にあり、船で行くことのできる綺麗な小島です。
この島のビーチは驚きの透明感ある海が特長で、そのため人気観光スポットになっています。また白浜が美しく眩しいくらいで、ビーチによっては海水浴も十分楽しめます。パタヤ ラン島
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1981年8月13日より35年以上を費やし、未だ建設が完成せず現在進行形で進められている建築物で、チーク材やハード材等を使用し古典芸術、彫刻、技術保護を目的としています。木造建築の高さ、幅は約100m、総面積は約2,115平方メートル。建築中なのでヘルメットを被っての見学となり、希望すれば英語のガイドが建物を説明してくれます。1日2回イルカショーも有り。
パタヤ サンクチュアリー・オブ・トゥールース
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パタヤ市内から車で南に約20分のところに位置する、2008年12月にオープンした新しい文化施設です。かつてのタイの生活様式である水上マーケットを再現し、水上には昔ながらのタイ建築の家々が並び、その合間を小舟で散策することができます。建築はすべておみやげ物や飲食店、マッサージ店になっており、お手ごろ価格でショッピングが楽しめます。また、水陸両用のボート、ロングテールボート、ジップライン(1人100B)、お化け屋敷、迷路、ヤギやインコや魚に餌付け(50B)、水上ボクシング、目隠しボクシング、タイ古式マッサージ、猿のショーなどのアクティビティがあります。
パタヤ フローティングマーケット
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パタヤの超有名な繁華街といえばご存知「ウォーキングストリート」
ウォーキングストリートは、パタヤのビーチロードにある、タイで最大級の繁華街です。 生演奏のある飲食店や屋台、路上パフォーマー、ムエタイバー、ゴーゴーバー など様々なお店が展開されています。パタヤ ウォーキングストリート
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タイのアユタヤは世界遺産であり、そこで一番人気の観光地と言われるのがワット・ヤイ・チャイ・モンコン(Wat Yai Chai Mongkon)です。高さがある仏塔とそれを取り囲むようにある多くの仏像。そして巨大な涅槃仏があり、世界中から観光客が集まる場所です。
アユタヤ ワット・チャイ・モンコン
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アユタヤ王宮内にあった最も重要な寺院で、バンコク王朝におけるエメラルド寺院のような存在。トライローカナート王時代の1448年に建立され、以降はここで宮中儀式が執り行われてきました。寺院のシンボルは、東西に並ぶ3基の仏塔で、それぞれにトライローカナート王(1448~1488年)とその王子らの遺骨が納められていたと言われています。仏塔の東側に本堂が後に建立され、高さ16メートル重さ171キロの、純金に覆われた立仏像が置かれていました。この仏像が寺院名にもなった「プラ・シーサンペット」といいます。1767年のビルマ軍による第2次アユタヤ侵攻で寺院そして仏像は悉く破壊されましたが、戦後になって修復され、現在の姿となりました。
アユタヤ ワット・プラ・シー・サンペット
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アユタヤの象乗りは少し違っていて、アユタヤならではのコースを歩きます。ジャングルのような場所ではなく、街中を歩くのです。
アユタヤの遺跡は街中に点在しているので、象の背中からはアユタヤ遺跡を眺めることができます。
高い視点から見る遺跡は、通常の視点とは異なった見え方がして面白いです。アユタヤ エレファントキャンプの象乗り
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タイ中部の古都アユタヤにある巨大な涅槃 (ねはん) 仏。寺院の建物はなく、全長28メートル、高さ5メートルの仏陀が草原に横たわる。アユタヤ朝中期に作られたとされるが、現在は1956年に復元された仏像が見られる。
アユタヤ ワット・ローカヤスター 涅槃仏陀